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文字盤にアベンチュリンガラスを採用した、ユリス・ナルダン「マリーン トルピュール ムーンフェイズ アベンチュリン」と「ダイバー スターリーナイト」

文字盤にアベンチュリンガラスを採用した、ユリス・ナルダン「マリーン トルピュール ムーンフェイズ アベンチュリン」と「ダイバー スターリーナイト」
  ユリス・ナルダンは、アベンチュリンガラスを文字盤に採用した新作「マリーン トルピユール ムーンフェイズ アベンチュリン」と「ダイバー スターリーナイト」を発表した。このうちマリーン トルピユール ムーンフェイズ アベンチュリンは、世界限定300本での展開となる。

アベンチュリンガラスを文字盤に採用したユリス・ナルダンの新作
  革新的なタイムピースと芸術的な職人技、卓越した文字盤の専門技術で知られるユリス・ナルダンは、文字盤にアベンチュリンガラスを採用したふたつのタイムピースを発表した。

  まばゆい輝きを放つダイバーズウォッチ「ダイバー スターリーナイト」と、これまでに設計された海洋計器の中で最も多くの受賞歴を持ち、高い信頼性を誇るユリス・ナルダンのマリンクロノメーターから着想を得た「マリーン トルピユール ムーンフェイズ アベンチュリン」である。

マリーン トルピユール ムーンフェイズ アベンチュリン
  
ユリス・ナルダン「マリーン トルピユール ムーンフェイズ アベンチュリン」
自動巻き(cal.UN-119)。45石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。SSケース(直径42mm)。50m防水。190万3000円(税込み)。世界限定300本。

  19世紀と20世紀にかけて、ユリス・ナルダンは世界中の海軍のためのデッキクロノメーターの名手として名声を博した。これらの計器の精度は、海上で船舶の位置を特定するための経度の計算に極めて重要だった。当時、ユリス・ナルダンはその卓越した精度で数々の賞を受賞し、世界50カ国以上の海軍、測地研究所や天文台にクロノメーターを提供してきた。

  こうした航海に関する背景から、ユリス・ナルダンはその技術力をよく表すアイコニックなマリーン クロノメーターを製作。2017年には、フルーテッドベゼルやローマ数字、ダブルカウンター、ロジウム仕上げの針など、その技術的および美的コードをマリーン クロノメーターから受け継ぐ「マリーン トルピユール」を発表し、新世代のクロノメーターが誕生した。

  


  マリーン トルピユール ムーンフェイズ アベンチュリンは300本の限定生産で、夜空を思わせるブルーアベンチュリンガラスの文字盤が、直径42mmのステンレススティール製ケースに収められている。ユリス・ナルダンの一貫したマニュファクチュールで設計から組み立てまでを完了する自社製ムーブメントのCal.UN-119を搭載し、さらにこのムーブメントにはシリシウム製ヒゲゼンマイとDIAMonSIL製ガンギ車およびアンクルが備わっている。

  シリシウムに合成ダイヤモンドを組み合わせることで耐摩耗性と耐衝撃性を強化したこの特許技術は、2007年にフリークに初めて導入された技術だ。ダブルカウンターは12時位置にパワーリザーブ表示、6時位置にスモールセコンドが配され、同じく6時位置にあるムーンフェイズディスクは、月が星空に姿を見せるたびにエレガンスを演出する。このタイムピースは50m防水で、フォールディングクラスプの付いたブルーのアリゲーターストラップが組み合わされ、上品なモデルに仕上がった。

ダイバー スターリーナイト
  
ユリス・ナルダン「ダイバー スターリーナイト」
自動巻き(cal.UN-816)。19石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。SSケース(直径39mm)。300m防水。204万6000円(税込み)。

  天の川の色彩からインスピレーションを得たダイバー スターリーナイトも、煌びやかで魅惑的な文字盤だ。ユリス・ナルダンの職人が、虹色に輝くマザー・オブ・パールとブルーアベンチュリンガラスの2枚のプレートを重ね合わせ、この文字盤を作り上げた。ダイバーズウォッチでアベンチュリンガラスを文字盤に採用するのは非常に珍しく、希少性に富む逸品と言えよう。

  


  ベゼルを囲むダイヤモンド(0.8カラット)と、11個のインデックスに散りばめられたダイヤモンド(0.12カラットが、ダイバー スターリーナイトにさらなる輝きを添えている。このモデルの心臓部、Cal.UN-816は、シリシウム製ガンギ車とアンクルを備える。ポリッシュとサテン仕上げを組合わせた本作は300m防水仕様で、39mmというケース径はあらゆるサイズの手首にフィットするだろう。

  ダークブルーのテクスチャードラバーストラップあるいはホワイトアリゲーターストラップを装着し、さらに針と12時のインデックスにはホワイトのスーパールミノバを施すことで、暗い場所でも優れた視認性を保証する。

アベンチュリンガラスとは?
  


  アベンチュリンガラスにまつわる伝説によると、13世紀、有名なガラス工房の集まるヴェネチアのムラーノ島で、ある職人が溶けたガラスの鍋の中にうっかり銅の粉を落としてしまい、アベンチュリンガラスが誕生したという。アベンチュリンという名前も、イタリア語で「偶然」を意味する「a ventura」からきている。

  この壊れやすい素材を扱うには、かなりの専門知識が求められる。まず、アベンチュリンガラスのブロックから薄いプレートを切り出す。完全に均一で、気泡がなく、銅の輝きが均一なものだけが文字盤の製作に使用されるのだ。

  Contact info: ソーウインド ジャパン Tel.03-5211-1791

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